看護師の求人を探して就職活動している人の中には、なかなか採用面接を突破できないケースがあるかもしれない。それはもしかすると、看護師にふさわしい身だしなみの基本ができていないことも、不採用の一因として考えられるだろう。
医療専門職である看護師の仕事は、他業種と比べて厳しい衛生管理が求められる。そのため身だしなみについても、まず清潔感が要求される。
もちろん看護師が患者から信頼を得るためにも、清潔感のある身だしなみが欠かせない。したがって看護師の採用面接で好印象を与えるには、看護師にふさわしい清潔感のある身だしなみか否かが、大きなポイントになる。
では、看護師にふさわしい清潔感のある身だしなみの基本とは、具体的にどのようなものだろうか。
それにはまず、看護師として勤務した際に、患者から好感を持ってもらえる身だしなみをイメージすることが大事だ。また、看護師のイメージが医療機関のイメージにもつながるので、採用者側が看護師に求めるイメージを調べておくことも重要だろう。
例えば髪型であれば、サッパリとした印象のショートにしたり、長い髪であっても乱れないように後ろにまとめるなどして、活動的でありながらも清潔感のある印象に整える。髪の色は染めないのが基本だが、もし染めるとしても明るくなりすぎずに、落ち着いたカラーを選ぶべきだろう。
化粧についてもナチュラルメイクを基本とし、くれぐれも濃いメイクや口紅によって、顔つきが派手にならないように注意が必要だ。また額や鼻頭の皮脂によるテカテカ、あるいは伸びた爪や肌荒れなどは清潔感を損なうので、この点もしっかりとチェックしなければならない。